新しい自作PCを作るにあたって、いろいろとパーツの検討をしていますが今回は電源ユニットについて考えてみたいと思います。
もちろん新しくする上ではTX1310 M3よりはどう考えても確実にスペックアップするような構成で考えているので、電源もある程度余裕を持ったものにしようと思っています。
80PLUSって何?
電源ユニットは電源容量が大きければ大きいほど高いですが、80PLUSのグレードが高いものになればそれ相応に高価です。
80PLUSというのは、コンセントから供給される交流100VをPCへ供給するための電力(直流)に変換する際の効率のことで、グレードとしては以下のものがあります。
・80PLUS STANDARD
・80PLUS BRONZE
・80PLUS SILVER
・80PLUS GOLD
・80PLUS PLATINUM
・80PLUS TITANIUM
この並びだと下へ行くほどグレードが高いことを示していて、たいてい電源ユニットのパッケージに書いてあります。
電源容量の選び方
PCで一番電力を食うのはやっぱりグラフィックカードとCPUです。
CPUにはTDP(Thermal Design Power)という熱設計電力がそれぞれあり、最大パワーで稼働している際の最大放熱量を表します。
今回はRyzenシリーズを使うことを決めているので、参考までにまとめてみると65Wから105Wあたりで設定されています。
ブランド | モデルナンバー | コア・スレッド数 | TDP |
---|---|---|---|
Ryzen 9 | 3950X | 16/32 | 105W |
3900X | 12/24 | 105W | |
Ryzen 7 | 3800X | 8/16 | 105W |
3700X | 8/16 | 65W | |
2700X | 8/16 | 105W | |
2700 | 8/16 | 65W | |
Ryzen 5 | 3600X | 6/12 | 95W |
3600 | 6/12 | 65W | |
3500 | 6/6 | 65W | |
2600X | 6/12 | 95W | |
2600 | 6/12 | 65W |
Ryzenの第2世代、第3世代の主なCPUのTDPはこういう設定になっていて、Ryzenの場合は3600Xや2700Xのように末尾に”X”が付いているものの方が同じ数字の3600や2700に比べると動作クロックが上げられ、TDPも高い設定になっています(コア数・スレッド数は同じ)。
なので、Ryzen 5 3600XとRyzen 5 3600とどっちにするかを考える場合、性能重視ならTDP 105Wの3600Xを選ぶと良いですし、ケース内の熱量を抑えたいならTDP 65Wの3600を選ぶと良いのかなと思います。
CPUは実はもうRyzen 5 2600を調達済みなのですが、その辺はまた別記事にします。
そして一番考えないといけないのが、グラフィックカードの方のTDPです。こちらも言うまでもなく高性能であればあるほどTDPが基本的に高いです。
電源ユニットからグラフィックカードへ別途電力供給が必要なタイプのものもありますし、そこそこのスペックだと補助電源が要らないタイプもあります。
今TX1310 M3で使っているのがGeForce GTX1050Tiで、補助電源不要なものを使っているので、新しいPCではGTX1050Tiよりも高性能なものにする予定なので補助電源も使うものにしようと思っています。
どういう基準にするかは、ドスパラの店頭にあった選び方だと
「CPUのTDP+グラフィックカードのTDPを足して2倍した数値くらい」
とあったので、例えばRyzen 5 2600だとTDP 65W、グラフィックカードはまだ何にするか決めてませんが、今時のミッドレンジクラス(GeForce GTX1660関係やGTX1650関係)のグラフィックカードだとTDP 120Wくらいのものが多いようなので、一応その辺りを想定した計算にすると
(CPU 65W+グラフィックカード 120W)*2=370W
ということになります。
今回想定する新しいPCなら400W以上あったら問題なさそうな感じですが、先々CPUやグラフィックカードを載せ替えたりすることも想定してさらに大きいものを選びました。
人によって容量の決め方の目安はいろいろあるかと思いますが、上の計算式だとシンプルに決められるので今回採用しました。
電源ケーブルはモジュラー式か一体式か?
最近の電源ユニットは必要なものだけ接続できるようにしているモジュラー式のものがあるのを知りました。
昔々は電源ユニットからケーブルが抜けないように一体式になっていて、使わない配線が邪魔くさい感じになりがちだったのでモジュラー式って合理的でいいなと思いました。
それだけでなく、マザーボードとグラフィックカードへの電源供給のケーブルは外せなくて、SATAやペリフェラル電源のケーブルは必要に応じて繋げるセミモジュラー式の電源ユニットもありました。
ただフルモジュラー式は高かったので今回はセミモジュラー式にしました。
今回購入した電源ユニット
少し上で書いたように、Ryzen 5 2600とミッドレンジクラスのグラフィックカードの組み合わせだと電源は400Wくらいあればいいのかなと思いましたが、先々のゆとりがあるに越したことはないのと、配線を可能な限りスッキリさせたかったので、いろいろ考えた結果今回はこれにしました。
税込み6,980円。
ちなみにRyzen 5 2600はamazonだとこのくらいですが・・・
ドスパラでは税込み12,980円とamazonよりも安かったのです!
ホントはRyzen 7 2700にしようかなー、8コア16スレッドはロマン溢れる領域だなーなんて思っていたのですが、Ryzen 5 2600の値段を見て決めてしまったため、浮いた分はSSDに回そうかなと思いました。
Ryzen 5 2600はすでに型落ちで現行モデルならRyzen 5 3600になるわけですが、型落ちになってるおかげで1万円台前半で6コア12スレッドのCPUが手に入ります。
ということで超ハイスペックPCではなく、まぁまぁなスペックのPCを組み上げたい場合、この値段ならRyzen 5 2600を買わない理由はないです!お買い得すぎます。
現在調達済みのもの
まとめて一気に買わないんかーい!ってツッコミはなしでお願いします。
CPU
電源
ケース
CPUと電源はドスパラでまとめて買ったんですが、CPUはドスパラの方が安かった一方で電源はamazonで買った方が安かった模様。プラマイゼロくらいかな?
ケースはヨドバシエクストリームサービスで昨晩寝る前に注文したのが今朝届きましたww 寝る前に注文したものが翌朝速攻で来るのは速すぎ。
コスト
パーツ | 商品 | 価格 | どこで買ったか |
---|---|---|---|
CPU | AMD Ryzen 5 2600 | 12,980円 | ドスパラ![]() |
電源 | 玄人志向 KRPW-BK650W/85+ | 6,980円 | ドスパラ![]() |
ケース | Thermaltake Versa H18 | 3,000円 | ヨドバシカメラ |
※ケース価格は3,420円でしたが、ポイントで調整して3,000円にしています。
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